クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2020年【No.3】今シーズン初GET !コクワガタ現る!【九州 宮崎編】
3月も下旬に突入。
本格的な採集道具も準備完了し、ここ数日暖かかったのでいよいよ本格的に採集に行ってみることにしました。
今シーズンはどのような個体に逢えるのか、とても楽しみです^^
先週の土曜日の話(3/21)なりますが、この時の様子をご紹介してみたいと思います。
【3/21の採集】
先週の土曜日(3/21)。
我が家での気温は25℃を超え、まさに夏日!
これくらい暑いならば、もしかしてクワガタも・・・
と思い立ち、
身体はいつしか、クワカブ採集ポイントに到着。
ここらはハルニレの群生地。
新芽(新しい葉)は少しは出ているもののありましたが、まだ枯れ葉も落ちずに残っているものもありまだまだ緑豊かという感じではありませんでした。
まだまだ本格的な採集シーズン(6~8月)には程遠いですが、この時季でも寒さに強い種は活動を開始します。
この時季でも主に採集可能なのは、
・コクワガタ
・ヒラタクワガタ
・オオクワガタ
・ネブトクワガタ
といった、寒さに強い黒系のクワガタ種。
こういった種がよく潜む樹皮裏やウロ(洞)、樹液だまりのチェックが、この時季での採集のポイントになります。
まずは、今シーズン初めての本格的な採集ということで、山の神様にご挨拶。
「山の神様、昨年は大変お世話になりました。また今シーズンもどうぞお世話になります!よろしくお願い申し上げます!m(_ _)m」
と、大地にお神酒を染み込ませて、今シーズン採集に向けての感謝と、安全を祈願致しました。
簡易ではございますが、
ご挨拶も終わった所で、
早速上記のような樹皮裏等をチェック開始することにしました。
こちらはハルニレの樹液だまり。
もうすでに樹液は出ているようですね。
こういう感じの場所にはネブトクワガタを良く見かけることが出来ます。
残念ならば、今回はいませんでした。
約一時間ほど根本や隙間などもチェックしていくと、
おおおっ!
見つけました!!!
小さい個体ですが、ハルニレの木の隙間に入り込んでいます。
取り出してみると、
コクワガタ♂(約20mm後半位)でした!
やりました!
今シーズン初の樹液採集クワガタです!
今年は暖冬だったせいか、やはりもう活動開始していました。
初物は小さな個体であっても嬉しいものです。
試しに木を蹴ってみると、
ボトッ!
と何か落ちてきました。
大きなムカデでした。
コクワガタ♂を見つけた直後だったので一瞬クワガタを期待してしまいました。
あやうく即座に手で拾い上げる所でした 💦
ムカデも活動を開始していうようです。
途中サワガニの姿も・・。
こちらも活動開始しているようですね。
3時間程探して、コクワ♂1頭だけでしたが、
最後の最後に、
ハルニレの樹皮裏にクワガタらしきシルエットを発見!
取り出してみると、
コクワガタ♂(30mm半ば位)
2頭目のコクワガタ♂を見つけました。
今度は先程よりは少し大きめの♂。
アゴの摩耗や擦れ、泥の付き方からして越冬個体っぽい感じでした。
このような感じで3時間程、今シーズンになって初めての本格的な採集を楽しませて頂きました。
今年は暖冬のせいもあり、昨年よりも早めに出ているだとうという予想は当たり、今シーズン初のクワガタ達(コクワガタ2♂)と出逢うことが出来ました。
昨年は4/1が初採集でしたので、今シーズンは約10日程早い出逢いとなりました。
今後は暖かくなるにつれて更に発生してくると思いますので、ますます楽しみになりました^^
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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